2022年に実施いただいた全企業様の統計データを発表させていただきます。
●参加者アンケート
●導入企業担当者アンケート
これからご導入をお考えの企業様のご参考に!
また導入企業様は、他社平均との比較にご活用ください!
参加者アンケート
※こちらで発表させていただいているデータは、オンライン開催かつ弊社にてアンケートを実施させていただいた企業様のみの集計データです(集合型やパブリックビューイング型での開催は含まず。また自社でアンケートされている企業様のデータは含みません)
回答数/1334
参加者層(性別・年代)
性別
食育マルシェは「女性向けサービスですか?」と質問されることも多いのですが、実は男性にも人気!参加者の3割は男性です。
男性にも人気の理由は、セミナーが①クイズ形式であること②内容が生活豆知識であることが大きいと思われます。(導入企業様の中には従業員の女性割合が多い企業様もあるため、女性の参加者が多くなっているかと推測されます)
年齢
参加される年代も幅広く、20~50代まんべんなくいらっしゃいます。健康経営・福利厚生で導入される企業様が多い食育マルシェですが、やはりどんな年代の方でも気軽に参加できることが重要ですね。
ちなみに、食育マルシェは強制参加ではなく”自由参加”で実施される企業様がほとんど。なので、この全世代的な参加状況は、健康づくりサービスとしては珍しくありがたいと担当者様からのお声もいただりしております。
食育マルシェの参加動機
なぜ食育マルシェに参加したいのか、実際の参加者へ聞いた「食育マルシェに参加したい理由」は下記の通りです。
1位 生活に役立つ知識が身につく 26.2%
2位 参加型クイズが面白い 23.9%
3位 野菜がもらえたり安く買えるのは嬉しい 21.4%
食育マルシェは、クイズセミナーと実際の食材がセットになった”食育プログラム”です。当然、福利厚生の価格で買える・もらえるに人気が集まるのは判りますが、結果は3位。生活に役立つ知識(1位)や学び方の面白さ(2位)が人気の理由として高いのは、運営部としても嬉しい限りです。
参加者満足度
食育マルシェのセミナーに参加した方の反応は、「とても楽しかった」「まあまあ楽しかった」をあわせると、「楽しかった」98.7%!!驚異的な数字でした。
食育マルシェは、誰でも気軽に楽しく参加できるセミナーを目指しています。生活に活かせるライフハック豆知識を楽しく学べて、いつの間にか”野菜を食べるきっかけ”や”健康を考える機会が増える”ようにとプログラム構成されています。
リピート参加したい施策
リピート率の高さも食育マルシェの特徴のひとつです!「次回もぜひ参加したい」が79%と高い参加意向率を誇っています。「予定が合えば参加したい」20.1%を合わせると、97.2%の方が「また参加したい」と思われています。
ある企業様では、初めは参加者が20名ほどでしたが1年あまりで3倍の70~80名の参加者数に増えたり、企業様独自の社内アンケートで人気ナンバーワンの健康施策に選ばれている事例も複数聞いております。
参加者の意識変化
健康づくりにおいて、”野菜を食べる”や”健康的な食生活を心がける”ことはとても重要なファクターですね。
野菜を取り入れた健康的な食生活を送っていただくことで、従業員の皆さんが生き生きとしたウェルビーイングな毎日を過ごせたら、結果企業活動に返ってきます。
人を動かす行動変容のためには、ご自身の心に火が灯る・内発的動機付けが必要になります。「人から言われたから野菜食べなきゃいけない…」ではなく、「自発的になんだか野菜を食べたい!」と思っていただくことが重要だと、私たちは考えています。
テーマ野菜を食べたくなったか?
97.2%の参加者が終了後テーマ野菜を食べたくなったという結果に。”野菜を食べるきっかけづくり”という意味でとても良い結果が出ています。
食育マルシェのセミナーがクイズ形式のため、学んだことが頭に入りやすく、試してみたくなる…というのが理由にあるのかもしれません。またクイズを進行・解説する食育講師は、野菜ソムリエや管理栄養士などフード系資格者。そんな講師から食べ方提案などをされると、食べてみたくなるのかもしれないですね。
食生活を見直してみようと思うか?
行動変容につなげるためには、まず本人の意識が変わらなければいけません。これを変える手段がなかなか見つからないですよね。「今後の食生活を少し見直してみようと思う」という人が95.2%という結果になりました。
この栄養素を食べなければいけないと危機感を募らせるセミナーとは異なり、”どうやったら美味しく楽しく簡単に食べられるか”を主眼においたセミナーだからこそ、心がすんなり受け入れられると考えられます。またアンケートでこうして「食生活を見直す」と自ら答えていただくことでも、ご自身が動くことへの動機につながりますね。
すぐ実践できることを見つけられたか?
すぐに生活で実践できることが学べるのも、食育マルシェの特徴。96.4%の方が実践できることを見つけられたと答えています。「やってみたくなる」というのも行動変容への第一歩ですね。
例えば、クイズ!「アスパラの穂先と根元、甘いのはどっち?」…答えを知ってしまうと、次にアスパラを見たときには穂先と根元を食べ比べしたくなってしまいます。また美味しいトマトの見分け方や、リンゴの長持ちする保存方法など、生活に役立つ知識を提供できているのかなと思われます。
学んだことを家族や友人に伝えたくなったか?
学んだ知識をアウトプットしたくなるのも、食育マルシェの特徴のひとつ。96.1%の方が友人や家族に伝えたいと答えています。食育マルシェは、家族や友人との会話づくりやコミュニケーションにも一役買っているかと思われます。
担当者アンケート
2022年中に食育マルシェを実施いただいた企業の、ご担当者様にご回答いただいた導入後アンケートの集計データです。食育マルシェは、野菜コース・ワークショップコース・見学体験コースなど全コースを含みます。
ご担当者様の満足度
全ての企業様で「食育マルシェをまた実施したい」とご回答いただきました!
食育マルシェ導入理由
食育マルシェの導入理由としては「健康経営/健康づくり」の企業様が最も多く、主に野菜コースをご導入いただいています。ワークショップなどでは「顧客満足度向上」などが理由として挙げられます。「福利厚生」とお答えいただく企業様の中でも、従業員の健康づくりも一緒に推進できる福利厚生として、ご導入いただいているようです。
健康経営の推進施策として
80%の企業様が「健康経営/健康づくり」のためのご導入ですが、「健康経営優良法人認定2023」に申請されている企業様は全体の33.3%。認定は申請されていないけれど、従業員の健康づくりや健康経営推進のために導入いただいている企業様は44.4%もいらっしゃいました。認定取得のためだけではなく「従業員の健康づくりを推進したい」という企業様での導入も多いことが、この結果から分かります。(残りの企業様は健康経営/健康づくり未推進となります)
健康経営優良法人認定での提出項目
健康経営優良法人に申請を出されている企業様のうち、食育マルシェの提出項目は下記のとおりです。
・食生活の改善に向けた取り組み…66.7%
・コミュニケーションの促進に向けた取り組み…33.3%
福利厚生での取り組み
福利厚生での導入企業様へ「食育マルシェはどの項目に該当されますか?」の問いに、最も回答が多かったのは「従業員が本当に喜ぶ施策」でした。(複数回答可)
1位/従業員が本当に喜ぶ施策…60%
2位/オンラインで出来る福利厚生…40%
3位/従業員同士のコミュニケーション…20%
導入企業担当者様のお声
アンケートに寄せられた、導入企業ご担当者様の実際のメッセージをいくつかご紹介いたします。
野菜BOXも好評でした!
私たちは健康保険組合ですので食育を通して健康に繋げることが目的のため、長期間、回数を重ねていかないと結果が出ないと思います。お陰様で近年の健康イベントの中では1番いい反応を得ていますので、継続できるように参加の呼びかけ等していきたいと思います。
トウモロコシの販売など、ちょっとした発信でも、興味を持ってもらえる機会があった。野菜の販売が高評価です。
また、送られてきた野菜も美味しくいただきました。
最後に…
2017年からサービスを開始した「食育マルシェ」ですが、お客様の声を聞きながらサービス改善に務めております。
当サービスを多くの企業様に使っていただくためには、ご担当者様の作業負荷の軽減も重要な視点のひとつ。当社では”おうち便”実施企業様には、社内告知用の企業専用ページを作成させていただいております。ZoomURLや野菜の申込方法などなど、ご担当者の負担が軽減するよう全て1枚のページに情報を集約し、ご担当者様は社内で専用ページのURLを告知いただくだけで大丈夫なようにしています。他にも、「配送先の個人情報をExcelで取りまとめるのは…」というお声から、弊社通販サイト商品ページから参加者が申込が出来るようにしていたり。「全国支社一斉に実施したい」というリクエストにより、集合+オンラインのハイブリット開催も実施できるようになりました。「果物のテーマを実施したい」とのお声から2022年は、12月にリンゴのテーマに変更となりました。日々、ご担当者さまのお声から食育マルシェは進化しています。
2023年も伝統食文化の共有や、企業間を垣根を超えた取り組み、小規模事業者さまも導入しやすい仕組みなどを検討しています。
今後も使いやすい健康経営・福利厚生サービスへと進化させていきたいと思っています。是非、2023年も食育マルシェをよろしくお願いいたします。