アンリツ親交会様(アンリツ株式会社様)
コース / 見学体験コース&ワークショップコース同時開催
内容 /「製茶工場見学ツアー&茶師に教わる!ほうじ茶焙じ体験」
形態 / オンライン開催
規模 / 参加者 26名
日程 / 2022年3月5日(土)14:00~15:30
アンリツ親交会さまは、アンリツグループ社員を会員とした組織です。社員相互の親睦を深めるために、年間を通して様々な活動を行っていらっしゃいます。食育マルシェは今回で3回目の開催。「コロナ禍でも業務に励む社員にリフレッシュしてもらいたい、職場の枠を超えて親睦を深めてもらいたい」と企画されました。
事前にワークショップの材料キットを参加従業員のご自宅に配送するため、事前申込制にて受付。スケジュールの関係上、告知は10日間ほどと短い期間でしたが26名がご参加いただきました。
コロナ禍ということもありオンライン(zoom)にて、1時間半にて実施いたしました。
開催の様子
オンライン開催のため、食育マルシェ側にて『専用ページ』を作成いたしました。開催の日時・詳細・申込などが掲載され、告知にご活用いただきました。
※『専用ページ』…オンライン開催の際は、企業様ごとに専用ページを作成させていただいております。パスワード設定により、パスワードを知る従業員の方しか閲覧できないようになっています。
サンプルページはこちらからご覧いただけます
≫ https://shokuiku-marche.365market.jp/company-sample
当日は、専用ページに掲載のあるボタンから、約10分前にzoomへ入室スタート!
ご本人様おひとりでご参加の方、お子さんやご家族とご参加の方もいらっしゃいます。
▼スタート時の実際のzoom画面(埋め込みイメージ)
今回のオンライン工場見学ツアーでご案内いただくのは、埼玉県の狭山茶で有名な「石田園」。
石田園さんは、お茶のコンクールで数々の受賞歴があり、150年の歴史を持つ製茶工場です。その6代目、石田陽一郎さんがご案内くださいます。
そして、この日の進行役は食育講師の藤田久美子が務めます。
まずはクイズを交えながら、お茶がどのように作られるのかを教えていただきます。
クイズは全員参加型で3問実施。
そして石田園さんのような「茶商」がどのように、消費者に向けてブレンドして味を作っているのか、特別に「合組」の実演をして頂きます。
舌の上で転がして審査をする様子も、見せていただきました。
茶商がどんな仕事をしているか知ったところで、いよいよ製茶工場の中へ。
石田さんから工場での工程を、順を追ってご説明頂きます。
特になかなかお目にかかれないのが、床下にある原料茶葉の入れ口。日本でも入れ口が床下にあるのが残存するのは歴史ある工場のみで、数が少なくなっている貴重なものです。
たくさんの選別機と火入れの機械があり、約20分ほどかけてぐるっと製茶工場をご案内いただきました。
(工場見学のみの場合はここまでで所要時間約40分ほど)
ここからはお待ちかねの、ほうじ茶焙じ体験!
石田園のほうじ茶は、パリで唯一のお茶のセレクションで「金賞」を受賞!そのほうじ茶と同じ原料茶葉を使って、ご自身でほうじ茶を焙じる体験を行います。
あらかじめ参加者の自宅に「ほうじ茶焙じキット」をお届け済みです。
<お届けした焙じキット>
・焙じ器
・原料茶葉
・石田園のほうじ茶(1煎分)
・説明書
・石田園の狭山茶ようかん(アンリツ様では特別オプションで同梱しております)
※石田園の焙じキットは「たべいく」でも個人向けに販売しておりますが、団体でのワークショップでは特別仕様・特別価格でお出ししております(たべいく焙じキット商品ページ≫ https://www.tabeiku.com/shopdetail/000000000101/ )
引き続き茶師である石田さんに焙じ方を教えていただきます。
まずは石田さんのデモンストレーションから。
焙じ方やコツを教えていただいたら、次はご自身で挑戦です。
焙じ器を空焚きし、原料茶葉を入れて焦げないように炒っていきます。ほわほわとした煙が立ち、部屋中にいい香りが広がっていきます。
焙じ体験では、参加者もカメラONミュート解除いただいて、お声出し頂きながら実施しました。
ほうじ茶の淹れ方も、石田さんに教えていただきます。
一般的にほうじ茶は沸騰した熱湯でと説明されることが多いのですが、石田園流では80℃のお湯で45秒抽出。
ほうじ茶の独特な香りはピラジンという成分が含まれており、リラックス効果があるとされています。この香気成分が鼻に届きやすいという淹れ方とのこと。
参加者も、ご自身で焙じたほうじ茶を淹れて、実際に飲んでみます。
お茶菓子に狭山茶ようかんも、みなさんで頂きます。
参加者何名かに、体験の感想も発表していただきました。
最後に、質問タイム。
石田さんに狭山茶のことや茶商のこと、ほうじ茶のことなどを、口頭またはチャットで受け付けます。
以上で1時間半のオンラインツアーは終了です。
アンリツ親交会のみなさま、ありがとうございました!
ご担当者様の感想
ご導入の決め手は?
社内アンケートで「工場見学」を希望する声が多くあり、検討していましたが、オンラインの場合は “見ているだけ” になるのでは?と懸念しておりました。その中で、食育マルシェのオンライン見学では、”お茶を焙じる” というワークショップを織り込むことができるため、イベントへの参加感が出ると感じ、実施を決めました。
従業員さまの反応は?
ほうじ茶を普段から飲んでいる人も多く、年代・性別問わず幅広い層に楽しんでいただけたと思います。開催後、参加した社員同士で当日の話題で会話を楽しむ様子も見受けられ、開催して良かった!と思いました。
おすすめポイントは?
茶商の仕事内容や工場の様子など、普段は知ることができない学びと発見があります。また、自分で焙じたほうじ茶の味は格別で、社員の気分転換にも良い企画です。コロナ禍で在宅勤務者もおりますので、普段のティータイムも特別なものとなり、ウェルビーイングにつながるのではないかと思われます。結果、こういった企画で従業員のエンゲージメントUPを図れると考えています。
ご参加者様の感想
※以下は今回の実施後アンケートより、実際のご感想を抜粋にて掲載させていただいております
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